歴史と娯楽と日常の狭間で

自分がこれまでに蓄えた歴史の知識、楽しかった娯楽、日常の気づき等を淡々と綴るブログです♪

勘違い女……或いは偽りの強さ【派遣で出会った人々】

 

突然だが、皆さんは↓の画像の女性を見てどう思われるだろうか?

 

f:id:chijoji:20190713195233j:plain

 

男勝り? 逞しい? 強い?……僕はいずれでもない。むしろこのような女性を面白おかしく描いたり、ましてや上記したような女性の権力の象徴として描くエンタメ等には、不快感しかない。

 

なぜか? それはこのような男性を粗野に扱う女性は、一見女性という「性」に頼っていないかのようでありながら、その実もっとも女性という「性」を武器にしていると感じるからだ……。

 

 

 

 

とある女の果てしのない暴走

f:id:chijoji:20190722224736j:plain

 

パチンコの製造工場に勤めていたときのことだ。

ある日僕はとある部署が人手が足りないということで、助っ人としてその部署に赴くことになった。 そこは総勢わずか4~5人ほどの小規模な部署であった。狭い部屋での作業だったので作業者一人一人との距離が近く、精神的に少々居心地が悪かったが、僕は派遣社員のリーダーの方の指示通りに黙々と作業をこなしていた。

 

…と、その時である。

 

「そんなやり方じゃ遅くないですかあ~? こうすればいいじゃないですかあ~(笑)」

 

その声は、リーダーの方の真隣から聞こえてきた。そこに居るのは、二十歳を越えて間もない感じの若い女性であった。茶髪、異様に長い睫毛、濃いメイク、付け爪……一見して作業仕事に相応しくない出で立ちである。

 

しかしまあ、パチンコ業界においてはこの手の作業員は珍しくない。何せヤンキーの巣窟と化している部署もあるくらいだ。(詳しくは↓の記事参照)

 

www.chijoji.com

 

そんな感じなので、彼女の出で立ちや言動に少々辟易しつつも、僕はこれまで通り淡々と作業をこなしていくことにした。しかしその後も……、

 

「これとこれを先に持って行った方が効率が良くないですかあ~」

「なんでそれを先にやりますかねえ~。普通こっちが先ですよねえ~」

「なんでそんなに遅いんですかあ~」

 

「なんだコイツは!? 人にばかりイチャモンつけて、自分は本当に仕事してるのか!?」……いい加減イライラしてきた僕は、彼女の行動を観察してみた……。

 

作業中の私語(内容は主に以前この部署に来た助っ人の悪口)、10分~20分に一度にトイレへいく(生理中でないのだとすれば、そんなに頻繁にもよおすはずはないので、恐らくはメールを打ちに行っていると思われる)、非難していたはずの僕よりも格段に悪い作業効率……。

 

どれ一つとってみても、作業員としてなっていない。こんな女に偉そうにされたくはない、という不快感が僕の心を支配していった……。

 

 

 

 

勘違い女、その暴走の源泉は……

f:id:chijoji:20190804181602j:plain

 

なぜ彼女は、このように態度が居丈高なのだろうか?

 

後に分かったことだが、どうやら彼女はこの部署の正社員の方から特別な好意を寄せられていたようだ。一度作業効率の悪さゆえに部署から外されそうになったことがあったようだが、その社員の好意により部署に残してもらえた、という経緯があったらしい。

 

それからというもの、派遣のリーダーの方も正社員の後ろ盾がある彼女に対して、何も言えない状況になってしまったらしい。

 

だが彼女は、それを自分の実力と勘違いしてしまったのではなかろうか。

彼女は自分の「女」としての部分を気に入られたに過ぎないのに、それを自身の「実力」と思い込み、「男は皆、自分に対しては頭が上がらない。自分は男より強い」と勘違いしてしまったのでは……。

 

それでなくとも(少なくとも2019年現在30代までの)男性は、幼少期から「女性には優しくしろ」と教えられてきた。そのため、ただでさえ女性に対しては一歩譲ってしまうところがあるのだ(少なくとも僕及び僕の周囲の男性はそうだ)。

 

だがそれを幸いに居丈高な態度に出られては堪ったものではない。それは「強い女性」などではなく、自身の「女性という性」を最大限に活かして、男性に対してこの上もなく卑怯な振る舞いをする「卑劣な女性」でしかないと思う……。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。